メリットとデメリット
玄米食のメリットとデメリット
当サイト全般で玄米のメリットをお伝えしていますが、魔法のような完全栄養食といわれる玄米にもデメリットはあります。
デメリットといっても、知識を備えて対策すれば玄米食のメリットをしっかりと受け取れるものばかりです。
これから玄米食をという方も、現在進行中の方も、玄米の落とし穴にはまらない為にも確認しておきましょう。
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玄米食のデメリットと対策
玄米食のデメリットと対策
先にも述べたとおりに、玄米食でのデメリットは知恵を身につけておけばメリットだけを享受できます。
以下にデメリットと対策を掲載しておきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
アブシジン酸の毒性と対策
アブシジン酸は穀物に多く見られる成長抑制因子です。
乾燥することで合成されることからストレスホルモンと呼ばれることもあります。
アブシジン酸は、体内に摂取すると活性酸素がミトコンドリアを攻撃して傷つける毒性を持つといわれています。
[対策]
アブシジン酸を無毒化させるには大きくわけると2つの方法があります。
- 乾煎りする
- 水に浸して発芽させる
アブシジン酸は熱に弱い為、乾煎りすることで無毒化されます。
又、乾燥時に発芽を抑えて、種自身を守る為の成長抑制因子なので、発芽させてしまえば不活性化させる事ができます。
消化によくない
玄米はセルロース(細胞壁)という硬い殻に覆われている為、消化不良を起こす可能性があります。
[対策]
これも、「乾煎りすること」「水に浸すこと」で解決します。
水に浸す事でセルロースを軟化させ、乾煎りすることで細胞壁を破壊する事ができ、内臓に負担の無い玄米食が可能となります。
玄米はおいしくない
玄米は炊き方次第で味が大きく変わります。
水分や時間、火力が個々の玄米によっても異なります。
とてもデリケートな炊飯となってしまうので
料理が苦手というかたには、そこがデメリットとして挙げられます。
[対策]
まず、食べる玄米を決めて最適な調理方法を見つけるしかありません。
「玄米をおいしくする炊き方」は情報がたくさん出回っていますが、白米に産地それぞれ特徴があるように玄米もそれぞれの特徴があり、炊き方も異なってきます。
以下に一般的な玄米の炊き方を掲載していますので参考にしてみてください。
残留農薬の対策
玄米は米糠(こめぬか)部分に農薬が付着しやすく、農薬を使って栽培された玄米では残留農薬として残ってしまいます。
[対策]
玄米のいいところを維持したまま食べるとすれば、残留農薬の無い玄米を選ぶしかありません。
無農薬栽培米がネットで購入できます。
無農薬米については以下に詳しく記事にしていますので参考にしてみてください。
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筆者:玄米インフォ管理人 和田
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